基礎理論研究部会

活動内容:

本研究部会(LET-FMT-SIG)は、その名の通り、すぐれた教育実践を支える基礎となる理論的研究を行うことを目的としています。1994年12月に本格的に活動を開始して以来、外国語教育に関わる心理言語学や認知科学などの諸領域を踏まえながら、テクニーク、メソッド、アプローチという外国語教育に関わる3分野のうち(Anthony, 1963)、最も基礎的なアプローチの部分を中心に理論的かつ実践的な探求を続けています。

共同研究プロジェクトでは、「第二言語メンタルレキシコン」「英単語親密度」「絵描写課題を使ったスピーキングの繰り返し効果」「フォーミュラ(定型表現)の親密度調査」といったテーマを推進し、国内外の学会やジャーナルに発表したり、書籍『フォーミュラと外国語学習・教育:定型表現研究入門』を出版したりするなどの成果をおさめています。

一般公開の例会では、毎月もしくは隔月のペースで、理論から実践まで幅広いトピックについてのイベントを企画・開催しています。学際的かつ国際的な知的交流の場に、ぜひ気軽にお越しください。

★English Blog of LET-FMT-SIG: https://let-kansai-fmt-sig.blogspot.com/
★例会情報受信希望フォーム: https://forms.gle/oZvKaUJPGzXP9fqVA
★X(旧Twitter): https://twitter.com/let_fmt_sig

基礎理論研究部会

2025/02/05

基礎理論研究部会第6回研究例会

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基礎理論研究部会
■3月例会(第13次 基礎理論研究部会第6回研究例会)(エモーション・デー №4 @東京 & オンライン)例会案内20250331

(For information in English, please click on the link below: https://let-kansai-fmt-sig.blogspot.jp

日時:2025年3月31日(月)例会:1:30PM~4:40PM

内容:
Presentation #1 (in English)
Three Hypotheses on Micro-Level Emotions in Foreign Language Retention
by Dr. Yu Kanazawa, PhD 金澤 佑
Osaka University, Japan 大阪大学(日本)

Presentation #2 (in English)
Emotions for Immersive Foreign Language Learning: Brain-Based Pedagogy and the Apple Tree Model
by PaedDr. Jana Kamenická, PhD. ヤナ・カメニツカ
Jan Evangelista Purkyně University, Czechia ヤン・エヴァンゲリスタ・プルキニェ大学(チェコ)

会場:中央大学 多摩キャンパス 2号館 4階 研究所会議室 及び オンライン会議システム(Zoom)によるハイブリッド形式

参加希望フォーム: https://forms.gle/RNqzfG8AMGFwmsqA6

参加方法:
1. 対面参加の方(懇親会への参加「あり」):3月20日(木)までに上記「参加希望フォーム」にご回答のうえ、直接会場にお越しください。
2. 対面参加の方(懇親会への参加「なし」):できれば上記「参加希望フォーム」にご回答のうえ、直接会場にお越しください。
3. オンライン参加の方:3月30日(日)正午までに上記「参加希望フォーム」にご回答ください。開催日の前日までにZoomミーティングルームへのリンクをお送り致します。

*懇親会へのご参加の回答期限:3月20日(木)
*オンラインご参加の回答期限:3月30日(日)正午

発表内容詳細などについては次のウェブページをご参照ください。
https://let-kansai-fmt-sig.blogspot.com/2025/01/march-31-2025-international-meeting.html


(備考)
■ YouTube講演:Active Inference GuestStream ~ Yu Kanazawa: The free energy principle, language learning, and education
◆日程: 2025年 2月 23日(日)2:00PM- (JST)
https://let-kansai-fmt-sig.blogspot.com/2025/01/fyi-february-23-2025-youtube-live.html

16:44

2024/12/06

基礎理論研究部会 第5回研究例会

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基礎理論研究部会
■1月例会(第13次 基礎理論研究部会第5回研究例会)(モチベーション・デー)

(For information in English, please click on the link below: https://let-kansai-fmt-sig.blogspot.jp

日時:2025年1月18日(土)例会:1:30PM~4:30PM
*時間厳守でお願い致します。

内容:
Presentation #1 (in English)
Unpacking motivation: The influence of negative identity on Japanese students’ willingness to communicate in English
by Matthew Baumgartner (Kansai University)

Presentation #2 (in English)
Flubaroo - A Google extension that can motivate when scoring tests
by Mary Chang (Kwansei Gakuin University)

会場:Zoom利用によるオンライン開催の予定です。

下記「参加希望フォーム」にご回答いただいた方に、メールでアクセス方法をお送りいたします。
参加希望フォーム: https://forms.gle/nfnjjznXn1MSWSj48

フォームへのご回答は例会開催の前日の6:00PMまでにお願いできますと幸いです。
ご回答いただきました情報に基づいて、Zoomミーティングルームへのリンクをお送りさせていただきます。

また、もし上記の締め切りを過ぎてご回答いただいた場合でも、追ってZoomミーティングルームへのリンクをお送りさせていただきますが、すぐに対応ができない場合もございますのでご了承ください。

発表内容詳細などについては次のウェブページをご参照ください。
https://let-kansai-fmt-sig.blogspot.com/2024/11/january-18-2025-meeting-motivation-day.html


(備考)
■ 第13次 基礎理論研究部会 第5回 研究会議(プロジェクトメンバーのみ)
◆日程: 2025年 1月 12日(日)2:30PM- (ポートアイランド)
◆内容: プロジェクトミーティング

02:57

2024/10/06

基礎理論研究部会 第 4 回 (11 月) 例会のお知らせ

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基礎理論研究部会
11月例会(第13次 基礎理論研究部会第4回研究例会)(語彙学習:ボキャブラリー・デー №3)

(For information in English, please click on the link below: https://let-kansai-fmt-sig.blogspot.jp)

日時:2024年11月17日(日)例会:1:30PM~4:30PM
*時間厳守でお願い致します。

内容:
発表#1(日本語)
「英語学習のための形態素:役割,獲得,教育」
 担当:鈴木 健太郎(北海道教育大学)
【アブストラクト】
みなさんはunhappyのような単語を覚える時,語をun-とhappyのような要素に分けて勉強したという経験があるのではないでしょうか。このような単語の最小単位は形態素と呼ばれ,形態素を使った学習は,理屈が伴うため効果的であると考えられています (Bauer & Nation, 2020)。実際に,単語帳において語の補足情報として形態素情報が示されていたり,形態素を用いた学習を売りにした書籍も多く見られます (例. 清水・すずき,2018)。このような高い関心にも関わらず,形態素を活用した学習の効果を検証した研究の数は驚くほど限られており (Suzuki, 2022; Wei, 2015),語彙指導における形態素指導の位置づけも明確とはいえません。
 本発表では,主に学習者が持つ形態素知識の特徴や形態素の学習方法などの形態素の知識面と,それらの知識をどのように新語の学習に結びつけるかという運用面について,先行研究や発表者のこれまでの研究をもとに概観していきます。発表で扱う問いには,「どの形態素を学習したらよいのか?」,「形態素はどのように学習したらよいのか?」,「形態素を使った学習は効果的なのか?」,「どのような人が形態素を使った学習に向いているのか?」などが含まれます。これらをもとに教室環境における形態素指導の在り方についても考えていきたいと思います。単語の一部を活用した学習の全体像を理解し,考える機会になれば幸いです。

発表#2(日本語)
「文脈多様性と第二言語偶発的語彙学習」
 担当:及川 凱亜(東北大学大学院)
【アブストラクト】
文脈の多様性(Contextual Diversity [CD])とは,単語が出現する異なる文脈の数を指す (Adelman et al., 2006)。また,文脈の数が同じであっても,意味的に異なる文脈が多ければ多いほど,CDはさらに高くなる (Johns et al., 2016)。 このように,CDは文脈の数とそれらの文脈の意味的な異なり度合いの両方によって定義される。
先行研究ではCDが第一言語 (L1) の語彙習得にもたらす影響は多く研究されている。しかし,その結果は一貫したものではない。また,第二言語 (L2) での研究は限られており,得られている結果の一般化可能性を検証することが必要である。そこで,本研究では,外国語としての英語(EFL)学習者164名を対象に,事前―事後テスト計画に基づいて,偶発的なL2語彙学習に対するCDの学習効果を調査した。学習効果は意味想起テスト (meaning-recall) と意味選択テスト (meaning-recognition) を通して測定した。また,プレテストに加えてupdated vocabulary levels test (Webb et al., 2017) を使用し,学習者の事前の語彙知識を測定した。得られたデータはANCOVAを用いて分析を行った。結果は,遅延テストにおける意味選択テストにおいてCDが高い群が低い群より優位に語彙を学習したことが示された。また,直後テストの意味選択テストにおいては,学習者が事前に習得している語彙サイズが大きいほど学習率が高いという交互作用も見られた。発表では研究の紹介と,得られた結果に基づいた教授的示唆を述べる。

会場:Zoom利用によるオンライン開催の予定です。

下記「参加希望フォーム」にご回答いただいた方に、メールでアクセス方法をお送りいたします。
参加希望フォーム: https://forms.gle/aq8NsCxJrd6qT5dx9

フォームへのご回答は例会開催の前日の6:00PMまでにお願いできますと幸いです。
ご回答いただきました情報に基づいて、Zoomミーティングルームへのリンクをお送りさせていただきます。

また、もし上記の締め切りを過ぎてご回答いただいた場合でも、追ってZoomミーティングルームへのリンクをお送りさせていただきますが、すぐに対応ができない場合もございますのでご了承ください。

発表内容詳細などについては次のウェブページをご参照ください。
https://let-kansai-fmt-sig.blogspot.com/2024/10/november-17-2024-meeting-vocabulary-day.html


(備考)
■ 第13次 基礎理論研究部会 第4回 研究会議(プロジェクトメンバーのみ)
◆日程: 2024年 10月 19日(土)10:30AM- (オンライン)
◆内容: プロジェクトミーティング

21:09

2024/08/06

基礎理論研究部会 第 3 回 (9 月) 例会のお知らせ

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基礎理論研究部会
(For information in English, please click on the link below: https://let-kansai-fmt-sig.blogspot.jp

日時:2024年9月23日(月)例会:1:30PM-4:30PM
*時間厳守でお願い致します。
会場:Zoom
参加費:無料

内容:
Presentation #1 (in Japanese)
英語検定試験、英語入試および生成AIのリーディングテキストの統語的比較
[Translation] Syntactic Comparison between Reading Passages from English Proficiency Tests and AI-generated Texts
by 黒川 智史(名古屋大学)& サラングル マエリース(目白大学)
[Translation] Satoshi Kurokawa (Nagoya University) & Maëlys Salingre (Mejiro University)

Presentation #2 (in English)
Enhancing English Instruction and Experimentation Using Psytoolkit
[訳] オンライン実験プラットフォームPsytoolkitを活用した英語教育
by Shoko Otake (Kobe Gakuin University) & Yu Kanazawa (Osaka University)
[訳] 大竹 翔子(神戸学院大学)& 金澤 佑(大阪大学)

下記「参加希望フォーム」にご回答いただいた方に、メールでアクセス方法をお送りいたします。
参加希望フォーム: https://forms.gle/gz7Lu4aZ8VUi8pf57

フォームへのご回答は例会開催の前日の5:00PMまでにお願いできますと幸いです。
ご回答いただきました情報に基づいて、Zoomミーティングルームへのリンクをお送りさせていただきます。

また、もし上記の締め切りを過ぎてご回答いただいた場合でも、追ってZoomミーティングルームへのリンクをお送りさせていただきますが、すぐに対応ができない場合もございますのでご了承ください。

発表内容詳細などについては次のウェブページをご参照ください。
https://let-kansai-fmt-sig.blogspot.com/2024/08/september-23-2024-meeting.html

(備考)
■ 第13次 基礎理論研究部会 第3回 研究会議(プロジェクトメンバーのみ)
◆日程: 2024年 8月 20日(火)10:30AM- (オンライン)
◆内容: プロジェクトミーティング

00:14

2024/06/05

第13次 基礎理論研究部会第2回研究例会のお知らせ

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基礎理論研究部会
■7月例会(第13次 基礎理論研究部会第2回研究例会)(AI Day)

(For information in English, please click on the link below: https://let-kansai-fmt-sig.blogspot.jp

日時:2024年7月14日(日)例会:1:30PM~4:30PM
*時間厳守でお願い致します。

内容:
1. AI-based tools and L2 writing: Patterns of use and attitudes among Japanese university students
by Michael Hofmeyr (Tokyo University of Science)

2. Design & Digitize: Elevating Classroom Materials with AI and Interactive PDFs
by Lucas Dickerson (Kwansei Gakuin University)

会場:Zoom利用によるオンライン開催の予定です。
下記「参加希望フォーム」にご回答いただいた方に、メールでアクセス方法をお送りいたします。
参加希望フォーム: https://forms.gle/7Juaqpd6KqGmoFbF7

フォームへのご回答は例会開催の前日の5:00PMまでにお願いできますと幸いです。
ご回答いただきました情報に基づいて、Zoomミーティングルームへのリンクをお送りさせていただきます。

また、もし上記の締め切りを過ぎてご回答いただいた場合でも、追ってZoomミーティングルームへのリンクをお送りさせていただきますが、すぐに対応ができない場合もございますのでご了承ください。

発表内容詳細などについては次のウェブページをご参照ください。
https://let-kansai-fmt-sig.blogspot.com/2024/06/july-14-2024-meeting-ai-day.html

(備考)
■ 第13次 基礎理論研究部会 第2回 研究会議(プロジェクトメンバーのみ)
◆日程: 2024年 6月 16日(日)10:30AM- (オンライン)
◆内容: プロジェクトミーティング

例会案内20240714

11:51