2024/05/22

中高授業研究部会6月例会のお知らせ

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研究部会関連
日時:6月2日(日)15:00-16:30 Zoomによるオンライン開催

内容:
「いつからでも遅くはない授業改善のポイント」
西本有逸(京都教育大学)

PDCAサイクルが破綻してAARサイクルに取って代わっても所詮、処方箋の域を脱していない。授業改善とは眼前の生徒に対して教師自身が自らの頭と手で生み出さなければならない、授業をデザインする営みであろう。今回はテクニック等についてはふれない。際限がないからである。認識論(生徒がわかった!という実感)・存在論(生徒と教師の変容)・行為論(特に教師の言語行為)から授業改善のポイントを考えてみたい。

「授業改善に向けて第一歩を踏み出しましょう!:より良い授業と評価を目指して」
戸田行彦(京都外国語大学)

もっと良い授業をしたいなぁと思うのは我々教師の性でしょうか。授業改善というと、明日の授業で使える実践例を求めて、よく週末開催のセミナーに参加することがあります。また、〇〇先生のあの活動やってみたいと思い、取り組んでもうまくいかないこともあります。当然ながら、文脈(学校・指導者・学習者等)が違うわけで、発表者はそれに気づくのに時間がかかりました。学習者の一番の理解者である先生方の授業実践や教材の味付け方法は、先生方次第だと考えています。そこで本発表では、実践例も一部ありますが、筆者の中高教員時代の16年間大切にしてきた指導法と第二言語習得理論を踏まえて、日々の授業改善に向けた第一歩を踏み出すきっかけになればと思います。1学期も後半戦です。期末考査の作成に向けて、何か一つでも参考になれば幸いです。

参加費:無料

要予約:下記問合せ先へ前日までにメールによる

問合せ先:西本有逸(yuitsuアットマークkyokyo-u.ac.jp)

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