日時:2021年7月11日(日)15:00-16:30 Zoomによるオンライン開催
内容:
露払い:「コロナ禍だからこそ、自由と創造」西本有逸(京都教育大学)
要旨:教育の根幹は「自由と創造」にあると考えます。英語教員のコナトゥス(力・力能)を涵養するのは、資質・能力論ではなく、グローバル人材の育成でもなく、学習指導要領でもありません。教育という営みは処方箋だけに帰するものではないからです。コロナ禍で課題が山積みされるなかだからこそ、「自由と創造」について考える機会となる実践をお届けいたします。
実践発表:「たった一つを変えるだけ~問いを立てる活動を通して、創造的思考力の育成を目指す~」戸田行彦(滋賀県立守山中学校・高等学校)
要旨:昨年度まで中高の担任を10年間務め、今年度は探究課にて高3生の総合的な探究の時間を担当しています。本発表は、昨年高3生の担任をする中、秋の校内研修で私自身が「コペ転」したことから始まります。本校では現在、「問いを立てる力」の育成に取り組んでいます。『たった一つを変えるだけ』(ダン・ロスタイン、ルース・サンタナ著 吉田新一朗訳)を参考に、QuestionFormulation Technique(Q.F.T)を探究の時間に取り入れています。まだ始めたばかりですが、探究の時間に加えて、英語の授業でも取り入れることができないか模索中です。探究的アプローチで、創造的思考力の育成に向けて、今考えていることをみなさんと共有したいと思います。
参加費:無料
要予約:前日までに下記問合せ先へメールによる
問合せ先:京都教育大学 西本有逸(yuitsu【@を入力してください】kyokyo-.ac.jp)