中高授業研究部会

 
活動内容:

中学と高校の英語授業の改善を目指して、理論と実践の両面から研究を進めています。授業改善に役立つ研究論文の輪読と討論、実践報告、ワークショップ、授業や教材研究や自己研修に役立つソフトウエアの紹介、ビデオによる授業研究、講演などを中心に、年8回、第2土曜日の午後に例会を開催しています。支部会員の例会参加費は無料です。中学高校の英語教育に関心をお持ちの会員の方なら、勤務校の校種に関係なく、ホームページからいつでもメンバー登録が可能です。春と夏には、会員外の中学や高校の先生方も参加できるセミナーを開催しています。
 
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2021/06/01

中高授業研究部会 2021年度7月例会

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日時:2021年711日(日)15:00-16:30 Zoomによるオンライン開催

 

内容:

露払い:「コロナ禍だからこそ、自由と創造」西本有逸(京都教育大学)

 

要旨:教育の根幹は「自由と創造」にあると考えます。英語教員のコナトゥス(力・力能)を涵養するのは、資質・能力論ではなく、グローバル人材の育成でもなく、学習指導要領でもありません。教育という営みは処方箋だけに帰するものではないからです。コロナ禍で課題が山積みされるなかだからこそ、「自由と創造」について考える機会となる実践をお届けいたします。

 

実践発表:「たった一つを変えるだけ~問いを立てる活動を通して、創造的思考力の育成を目指す~」戸田行彦(滋賀県立守山中学校・高等学校)

 

要旨:昨年度まで中高の担任を10年間務め、今年度は探究課にて高3生の総合的な探究の時間を担当しています。本発表は、昨年高3生の担任をする中、秋の校内研修で私自身が「コペ転」したことから始まります。本校では現在、「問いを立てる力」の育成に取り組んでいます。『たった一つを変えるだけ』(ダン・ロスタイン、ルース・サンタナ著 吉田新一朗訳)を参考に、QuestionFormulation Technique(Q.F.T)を探究の時間に取り入れています。まだ始めたばかりですが、探究の時間に加えて、英語の授業でも取り入れることができないか模索中です。探究的アプローチで、創造的思考力の育成に向けて、今考えていることをみなさんと共有したいと思います。

 

参加費:無料

 

要予約:前日までに下記問合せ先へメールによる

 

問合せ先:京都教育大学 西本有逸(yuitsu【@を入力してください】kyokyo-.ac.jp



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