電子語学教材開発研究部会

 
活動内容:
2007年11月19日、アメリカで電子ブックリーダーデバイス「Amazon Kindle」が発売されて以来、同国では
電子書籍市場が急速に拡大しています。その影響は日本にも及び、2012年には日本国内でも電子書籍元年と
も言うべき本格的な市場の展開が予想されています。
電子書籍の影響は一般書籍にとどまらず、語学教材にも波及する可能性が高いと言えます。なぜなら、語学
教材、中でも英語教材は、電子辞書やリスニング教材、CALL教材など、すでに電子化と高い親和性を持つこ
とが明白な分野だからです。今後、電子書籍の技術的発展と普及に伴い、語学教材の電子化がますます促進
され、また、新たな機能追加などによりさらなる発展を遂げるであろうことは想像に難くありません。
電子教材は、利便性の高い高機能なメディアであるだけでなく、教員がその一部または全部を自分の手で創
り上げることのできるメディアという側面も併せ持っています。教員自身が教材を自らの手で開発し公開す
るという趨勢は、特に近年、オープンエデュケーションの潮流とともに加速するものと思われます。電子教
材のコンテンツ開発に携わる教員自身が、電子教材で可能となる多様な表現形式とそれを支えるテクノロジ
ーについて正しい理解と幅広い知見を備えていることは、電子教材の質的向上を図る上で重要な要素になる
と考えられます。
本研究部会の目的は、電子教材の中でも特に語学教材の電子化に焦点をあて、その理論や技術、諸外国での
導入事例などの研究を通じて電子教材への理解を深めるとともに、教材開発に際しての実践的な知識を涵養
し、また、その成果をLET全体に還元することにあります。
 

電子語学教材開発研究部会

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2023/08/18

電子語学教材開発研究部会 第41回研究会のお知らせ

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2023年9月30日土曜日 16:00〜18:00 電子語学教材開発研究部会 
第41回研究会「ほんやくコンニャクが現実に!?AI音声プレゼンの最前線」


日本語で喋っている内容がAIで翻訳され、あなたそっくりの声が外国語で読み上げる。まるでドラえもんのひみつ道具「ほんやくコンニャク」のようなテクノロジーが実用段階に達しつつあります。今回の電語研研究会では、合成音声技術の英語教育への応用を研究されている神戸学院大学の東淳一教授をお招きし、そのような合成音の教育シーンおよび研究シーンでの活用方法や、クローン音声作成の現状、アバターにリップシンクさせジェスチャーも付加して自然な合成音声で喋らせるいわばText-To-Presentationのようなサービスの利用方法についても解説いただきます。

電語研はLET(外国語教育メディア学会)関西支部に属する研究部会です。本研究会は語学教育のICT活用に関心をお持ちの方であればどなたでもご参加いただけます。

研究会の概要
日時: 2023年9月30日(土)16:00~18:00
場所(対面実施・オンライン中継):立命館大学大阪いばらきキャンパス(B棟4階 B411 研究会室)
ZOOM:当日チケット取得者宛にメッセージでお知らせいたします。
(ZOOM録画は、前日までにチケットを取得した方に限り、後日期間限定でオンデマンド視聴いただけるようにします)

【重要】当日対面参加(立命館大学大阪いばらきキャンパス)を希望される方は、Peatixの参加券に加え、次のフォームを送信してください。

研究会の構成:
1. はじめに:木村 修平(立命館大学 生命科学部 教授)
2. AI時代のTTS音声合成技術最前線ー教育・研究へのさらなる展開を考える:東 淳一(神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部 教授 )
3. 質疑応答&情報交換
4. 懇親会(希望者のみ。要予約)
※対面会場ではeduroamが利用できます。

電語研の各種リンク
電語研Facebookグループ:
電語研Slack:
(未加入の方はFacebookグループで告知される招待リンクからご登録ください)

ご不明な点は部会長の木村までご連絡ください。
木村メールアドレス:syuhei@fc.ritsumei.ac.jp

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