メソドロジー研究部会

 
活動内容:

本研究部会では、「研究の『正しい』所作を学ぶ」をテーマとし、研究手法全般に関する内容を取り上げます。

研究会は3ヶ月1回のペースで開催する予定です。具体的には、APAマニュアルや(研究手法が参考になる)論文の輪読をはじめ、発表、ワークショップなど、さまざまな形による情報の共有、伝達を広く行うことを目的とします。また、(可能であれば)年度末に部会としてのレポートとして発行することも計画しています。どのような研究に携わっている人でも関係があり、共通する部分であるメソドロジーを学んでいく研究会ですので、これから研究を始める人も、これまで多くの研究を行ってきた人も、経験、業績などにかかわらず、ネットワークを広げていける場を提供できればと思っています。

 
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2011/06/06

メソドロジー研究部会 報告論集発行のお知らせ

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関西支部メソドロジー研究部会が,2010年度部会報告論集「より良い外国語教育研究のための方法」
を発行しました。

関西支部の会員の皆様には郵送されましたが,他支部所属の方も以下のサイトにて,ご確認いただく
ことが可能です。
http://goo.gl/cvlcO

<内容>
 「英語教育研究法」を捉え直す ―不要な混乱を避けるための視点―
   中田 賀之 (兵庫教育大学) pp. 1-16

 KJ 法入門: 質的データ分析法として KJ 法を行う前に
   田中 博晃 (広島国際大学) pp. 17-29

 質的研究の科学性に関する一考察
   住 政二郎 (流通科学大学) pp. 30-44

 分析方法とのつきあいかた
   前田 啓朗 (広島大学) pp. 45-46

 効果量と検定力分析入門―統計的検定を正しく使うために―
   水本 篤 ・ 竹内 理 (関西大学) pp. 47-73

 学習者コーパス入門―NICE を利用して―
   阪上 辰也 (名古屋大学) pp. 74-99

 国際誌に掲載する方法
   印南 洋 (豊橋技術科学大学) pp. 100-109

 教育・研究のための自由記述アンケートデータ分析入門: SPSS Text Analytics for Surveys を用いて
   山西 博之 (関西外国語大学) pp. 110-124

  音声研究のための録音入門―再現性を保証するために―
   菅井 康祐 (近畿大学) pp. 125-132

 反応時間計測実験における外れ値の取扱い―L2 心理言語実験の場合―
   橋本 健一 (近畿大学) pp. 133-145
 

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