京都教育大学英語の教え方研究会:自由と創造 第5回例会 & 外国語教育メディア学会関西支部中高授業研究部会 3月例会
日時:2022年3月6日(日)15:00-16:30 Zoomによるオンライン開催
内容:
「ICTと言語の身体性」
西本有逸(京都教育大学)
要旨:
ICTのT(Technology)とは媒介(mediation)です。言語自体が媒介そのものであるのに、媒介がもうひとつ増えたわけです。さて、EFLだからこそ英語の身体性が大切であるのに、便利さのもとで身体性は担保されているのでしょうか。ICTを受け入れつつも、基礎基本の指導をおろそかにしてはいけないことを述べたいと思います。
「ICTを文房具のように使う」
今西竜也(京都教育大学附属京都小中学校)
要旨:
現在、英語科教員の頭を悩ませているのは「コロナ」「ICT」「個別最適な学び」ではないでしょうか。表情を読み取れないマスクやフェイスシールド、モニター越しの対話、なかなか手を伸ばしにくいパソコン、タブレット、Wi-Fi、ZOOM、アクティヴラーニングや協働的学習から個別最適な学びに至るまで様々な視点からの指導に追われ、教員泣かせの荒波に飲まれそうです、私は。しかしながら、そんな状況を楽しんでいる自分がいることも確かなのです。いつまでも若手でいるつもりでしたが、いつの間にか教師として15歳。人間の15歳と言えば青春真っただ中、好奇心旺盛で間違いや失敗を繰り返しながら成長する時期です。私は、ICTを使いながら慣れることを目標に活用してきました。ICTだけを見ていると眉間にしわが寄りますが、生徒の学びを見ていると口元が緩んでしまうのはみなさんも同じではないでしょうか。まだまだ使いこなせていないながら、学習者に効果的な指導をするためのICTの実践を紹介します。キーワードは、「だれがため 鉛筆消しゴム ICT」です。
参加費:無料
要予約:下記問合せ先へ前日までにメールによる
問合せ先:京都教育大学 西本有逸(yuitsuアットマークkyokyo-u.ac.jp)