京都教育大学英語の教え方研究会:自由と創造 第4回例会 & 外国語教育メディア学会関西支部中高授業研究部会 1月例会
日時:2022年1月9日(日)15:00-16:30 Zoomによるオンライン開催
内容:
「主体的に学習に取り組む態度?:ルビンシュテインの関心・世界観・人格から考える」
西本有逸(京都教育大学)
要旨:3観点評価について、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」と「主体的に学習に取り組む態度・人間性」は本来別物である、と考えます。連動するケースもありますが、評価がA.A.CやC.C.Aもあり得るのです。さて、主体的に学習に取り組む態度について、ロシアの心理学者であるルビンシュテインが興味深いことを書いています(ロシアの心理学はヴィゴツキーだけではありません。ヴィゴツキー学派と並んでルビンシュテイン学派も有名です)。彼の「関心・世界観・人格」から考えてみます。
「学びに向かう力をどう評価するか:パフォーマンス評価を例として」
二宮宏樹(兵庫県立明石西高校)
要旨:高等学校では新しい学習指導要領が来年度から年次進行で本格的に実施されます。各教科・科目の目標が「3つの柱」に整理されたのに伴い、3つの観点別での評価が始まります。「指導と評価の一体化」と言われて久しいですが、普通科に加えて国際系の学科も設置されている本校でも、私も含め、同僚の先生方にも不安に感じている人は少なくありません。今回の発表では、本校で従来から取り組んでいるパフォーマンス評価の方法を、来年度から始まる「観点別評価」での活用の可能性についてご提案させていただきます。ご参会のみなさまとともに、学びに向かう力、主体的に学習に取り組む態度の評価について考えたいと存じます。ご指導よろしくお願い申し上げます。
参加費:無料
要予約:下記問合せ先へ前日までにメールによる
問合せ先:京都教育大学 西本有逸(yuitsuアットマークkyokyo-u.ac.jp)