- 発表ID: OP-20
- 氏名: 神田 明延(首都大学東京)・湯舟 英一(東洋大学)・田淵 龍二(ミント音声教育研究所)・山口 高領(早稲田大学)・池山 和子(恵泉女学園大学(非))・鈴木 政浩(西武文理大学)
- 発表タイトル: チャンク単位の音読訓練が読解効率に与える影響 (The effect of read-aloud training by chunk on reading efficiency)
- 発表言語: 日本語
- 発表要約: チャンク単位による音読訓練が,読解効率(読解速度と理解度の両方を要因とする指標)の向上に有効であることを教室での処遇実験を通して検証した。チャンク提示ソフトウェアPlayer Mint を用い、参加者を黙読速読の統制群,一斉に音読するグループ,個別にPCで音読するグループに分け、1年間の教室処遇を行った結果、3つの処遇クラス全てに於いて読解効率が有意に上昇した(p<0.01)。さらに個別音読クラスと黙読クラスで読解スコアが上昇し(p<0.01),一方,一斉音読クラスにおいてwpmが上昇した(p<0.01)。