• 発表ID: OP-27
• 氏名: 井上 聡（神戸大学大学院生）
• 発表タイトル: 使役動詞の効果的指導法の検討 (Examination of the effective instruction about causative verbs)
• 発表言語: 日本語
• 発表要約: 本研究では,筆者が過去に行なった母語話者コーパスと学習者コーパスにおける,使役動詞(make, let, get, have)の使用状況の分析結果を整理し,教材コーパスの分析結果との比較検討を行なった。その結果,使役動詞の理解を促すための十分なインプット量が確保されているとは言い難い状況が示された。今後,使役動詞を段階的に提示し,種類を整理させる機会を確保し,定着を図るための用例数を増やすことが課題である。