- 発表ID: OP-13
- 氏名: 生馬 裕子(大阪教育大学)・門田 修平(関西学院大学)・平井 愛(京都精華大学)・森下 美和(神戸学院大学)・籔内 智(京都精華大学)
- 発表タイトル: 絵描写発話における繰り返しの効果:日本人英語学習者に対する実証研究 (The effect of repetition on oral picture description: An empirical study for Japanese EFL learners)
- 発表言語: 日本語
- 発表要約: 日本人大学生を対象とし,6コマ漫画を使用した英語による絵描写課題を誘出タスクとして,タスクに繰り返し取り組む間に,語彙の使用傾向にどのような変化があるのかについて実証的に検討した。その結果,タスクを繰り返し行うことにより1回目から3回目にかけて総語数(token)・異なり語数(type)ともに有意に増加したこと,英語習熟度の高い学習者ほどその傾向が顕著であったことがわかった。また,今回のタスクではタスクの種類(物語展開の複雑さ)の発話語彙に及ぼす影響は確認されなかった。