- 発表ID: S-3
- 氏名: 井狩 幸男(大阪市立大学)・吉田 晴世(大阪教育大学)・高橋 幸子・(ノートルダム清心女子大学)・福原 史子・(ノートルダム清心女子大学)・泉 惠美子(京都教育大学)・河内山 真理(関西国際大学)・加賀田 哲也(大阪教育大学)
- 発表タイトル: 外国語活動に関する意識調査から見えてくること (What is seen from the questionnaire concerning "Foreign Language Activities"?)
- 発表言語: 日本語
- 発表要約: " 本発表は平成23年8月、大阪市小学校教員144名を対象に質問紙を使用した調査に基づくものである。本調査で分かったことは、「指導力を向上させることが必要」、「コミュニケーションの楽しさを体験させることが大切」、「児童の興味関心を考慮しながら、授業参加を促進することが大切」と感じている教員が多く見られたことである。さらに、今回実施した調査で顕著に見られた特徴として、外国語活動の担当者には女性が多いこと、10年未満の経験年数の教員がほとんどであったこと、また、望ましい指導形態に関しては、学級担任とALTとのティームティーチングを強く望んでいること、が明らかになった。
本公開シンポジウムでは、上記の調査結果の分析結果に加え、英検やBenesseの最新の調査結果も踏まえながら、現在外国語活動が抱える課題を明らかにし、これらの課題に対し今後どのように対処すべきか、現時点で小中連携はどこまで可能か、指導者(担任、ALT、専科)はどのような役割を担うべきか、教科化は必要か、もしそうであればそのような条件整備が不可欠か、などについて活発な議論を交わしていきたい。"